・重さと曲がりの調整にピンポイントの加重に最適な1gの鉛
・鉛を貼って特定部分を重くすると、重心角（*1）が変わりクラブ特性が変化し、ヘッドの挙動やボールの飛び方に変化がでます。

*1【ゴルフクラブの重心角とは】
クラブの重心がシャフトに対してどのような角度で配置されているかを示す指標で、クラブを横に置いた際のヘッドの傾きを表します。この角度は打球特性や飛距離に影響を与える重要な要素です。
具体例として、トゥ側に1gでも貼ると、クラブの戻りが鈍くなり左に行きにくくなります。一方、ヒールに貼ると、クラブの戻りが良くなり右に行きにくくなります。これらは、クラブの重心角が変わったことで生じる変化となります。


◎バランスチップを貼ることで重心位置はわずかに変化しますが、10g貼っても移動量は約1㎜程度とごくわずかです。そのため、重心位置の変化自体は小さいものの、クラブの挙動には確かな影響が現れます。はじめ多めに貼って減らしながら変化を確認して、ご自身に合ったチューニングを行ってください。